オンラインカジノが提供しているボーナスには、大きく分けて「分離型ボーナス」「混合型ボーナス」「特殊型ボーナス」の3種類があります。
オンラインカジノによって種類が異なり、メリットやデメリットも全く違います。
プレイヤーの予算や遊び方によって相性の良いボーナスも変わるため、事前にボーナスの特徴を把握しておきましょう。
分離型ボーナス
オンラインカジノのボーナスの一つとして知られるのが、分離型ボーナスです。
これは、手元の現金とボーナスが別々に管理されているボーナスで、資金などのステータス画面を見ると手持ち資金の横に手に入れたボーナスが表示される仕組みになっています。
大手では、ベラジョンカジノ、カジ旅、ミスティーノ、インターカジノ、カジノミーといったところが採用しており、目にすることも多いボーナスです。
『分離型ボーナス』の特徴
1.手持ち資金と別々に管理される
手持ち資金と分けられているので混同してしまうことがありません。
様々なイベントや登録によってボーナスが手に入ると、手持ち資金の横にボーナスの残高が表示され、いくら獲得したか確認できるのが特徴です。
2.手持ち資金がなくなると使える
例えば、登録してオンランカジノにお金を入れた際に分離型ボーナスを貰ったとします。
そしてプレイして残念ながら手持ち資金がゼロになってしまいました。
ここでようやくボーナスを消費してゲームがプレイできるようになるという仕組みです。
ちなみにボーナスだけでプレイしても賭け条件と言われる決められた金額分のプレイができれば、ボーナスごとお金を引き出せます。
3.ボーナス権利を手放して手持ち資金を出金できる
出金とはオンランカジノから儲けを引き出すことで、オンラインカジノから出金出来てはじめて利益が手に入ります。
しかし、ボーナスを受け取ると出金するための条件が厳しくなることが多く、ボーナスを受け取らない方もいます。
そんなデメリットを解消できるのが分離型ボーナスです。
ボーナスの権利を捨てることによって、条件がもとに戻り容易に出金できるようになるのです。
例えば、入金してボーナスを受け取った時点で、ボーナスの20倍分プレイする出金条件が発生したとします。
しかし、入金分で利益が出た際にボーナスの権利を捨てれば、ボーナスの20倍分のプレイ条件がなくなり、出金できるのです。
このように負けた時にのみ使え、出金時に権利を捨てられるので分離型ボーナスは「保険型ボーナス」とも呼ばれます。
ただ、分離型ボーナスにも「入金額が0にならないと、ボーナス消化がスタートしない」というデメリットがあります。
先ほどの特徴でも触れましたが、オンランカジノの分離型ボーナスは手持ち資金を全部使ってようやく消費できます。
そのため、ボーナスを使用するころには手持ち資金がなくなりマイナスの状態でプレイする形になります。
さらに手持ち資金を追加してプレイすれば、再び手持ち資金が消費されてプレイしなければいけないのです。
このようにボーナスを使うタイミングは常にマイナスのタイミングになります。
またボーナスの消化が困難というデメリットがあります。
ボーナスを受け取ってプレイすると出金条件が厳しくなることは先ほども触れました。
しかし、ボーナスを発動させて、さらにこの条件をクリアするのは困難なので、ほとんどの場合、出金時にはボーナスを捨てて出金しています。
このため、ボーナスといっても十分に活用できるプレイヤーは、ある程度オンランカジノに慣れたプレイヤーのみです。
これが分離型ボーナスの内容になります。
ただ、出金の条件が緩和できることや手持ち資金がなくなっても、もう一度チャンスがあることなどメリットも多いタイプのボーナスです。
混合型ボーナス
オンランカジノの分離型ボーナスを理解したところで、次は混合型ボーナスについて説明します。
これは、先ほど紹介した分離型ボーナスとは異なり、手持ち資金の中にボーナスが含まれるタイプです。
手持ち資金と一体化することから「一体型ボーナス」とも呼ばれます。
こちらも大手オンラインカジノで多く採用され、ラッキニッキー、ジパングカジノといった人気カジノでも見かけるボーナスです。
『混合型ボーナス』の特徴
・ボーナス獲得直後から、すぐ使える
・賭金が増えるので、強気の勝負ができる
分離型ボーナスと異なり、ボーナスがすぐに使えます。
そのため、ボーナスといっても手持ち資金がなくなるまで使えない分離型ボーナスと比べると、使いやすいボーナスといえます。
また、追加で手持ち資金を入金してもボーナスはそのまま消化されていくのでとにかく使い勝手の良い点がメリットです。
2つ目の特徴は強気の勝負ができる点です。
ボーナスがそのままゲームに使えるので強気の勝負ができます。
例えば、100ドルオンランカジノに入金して30ドルのボーナスが入ったとします。
分離型ボーナスでは100ドル利用しないとボーナスが使えませんが、混合型であればいきなり130ドル分の勝負ができるので、通常よりも強気の勝負が可能なのです。
ただし、このタイプはデメリットも2点あります。
1.出金条件が厳しい
まず、ボーナスの権利が捨てられないので、出金する条件が常に厳しくなります。
勝負して利益を上げれば出金は容易ですが、ボーナスを捨てて出金条件を緩和するといった手段が取れません。
そのため、初心者がこのボーナスを利用して出金するのは、やや難しい可能性があります。
2.ゲームの賭け制限
また、混合型ボーナスの場合、ゲームに制限が加えられているケースが少なくありません。
例えば、禁止ゲームやプレイできても出金条件にカウントされない除外ゲーム、さらには最大ベット金額に制限が加えられていることすらあります。
そのため、プレイヤーによっては、そのオンランカジノを存分に楽しめません。
こういった点があるものの、受け取ってすぐにボーナスが利用できるのは大きな魅力です。
特殊型ボーナス
ここまで、分離型、混合型のボーナスを紹介してきました。
しかし、いずれもデメリットがあるため、オンランカジノによっては、より扱いが容易なボーナスを設定していることも少なくありません。
ここでは、次のカジノのボーナスを紹介しましょう。
・カジノシークレット
・カジノジャンボリー
・カスモ
・ビットカジノ
これらは先ほどのいずれのタイプにも該当しないタイプです。
カジノシークレットは混合型ボーナスとは若干異なる、キャッシュバック(負けた分の一部がボーナスではなく「現金」で戻ってくる)システムを採用しています。
例えば、10ドル負けたら1ドルが手持ち資金に加算されます。
2つ目のカジノジャンボリーの「コンプポイント」は、ポイント制です。
クレジットカードやお店のポイントサービスのように、賭けた金額の数%がポイントとして加算され、ポイントを貯めると換金できるシステムです。
3つ目のカスモは混合型のボーナスですが、リアルマネー分はいつでも出金できるシステムを採用しています。
これによって混合型の出金しにくい弱点を補っています。
最後のビットカジノは、ボーナスを常設していません。
しかし、キャンペーンなどで受け取った金額と同額だけプレイすれば出金できる条件の緩いボーナスや現金のようにそのまま使えるボーナスなど、出金しやすさ、利用のしやすさを追及したボーナスを採用しています。
このように分離型、混合型にとらわれない形態のボーナスも登場しています。